取説
装着例
まずSRエンジン側に純正ノックピンを二箇所打ち込み
ます、中古ブロックなら打ち込み済みだと思います。
(画像はRB用を転用)
アダプター側にはZ34MT用純正ノッ
クピンをプレスで圧入してください。
絶対ハンマーで叩かないで下さい、キツめのクリアラ
ンスなので弾かれて穴がガタになり全損になります。
純正ダウエルピンは日産で購入してください
ダウエルピン
ジュラテック価格400円税別(2個)
これがウチの専用パイロットブッシュで
す、純正のを3.5ミリカットした物です。
定価600円税別
専用パイロットブッシュをS15フライホイルに圧入してください。
注意!
日産純正品を、そのまま圧入するとインプットシャフトが底打ちしクランクが
押されてブローするので必ず専用パイロットブッシュを使用してください。
日産純正は長さ17.5ミリです、専用品は14ミリにしてます。
専用品はアダプターに1個付属しますが純正
品をサンダーで14ミリにしても使えます。
別売りS13,S14純正フライホイルボルト
社外フライホイルを使う場合は必要です、
底打ちしてる場合はカットしてください。
ジュラテック価格 3,3112円税別(8本)
注意!
2025.4.1時点の価格です日産部販の値上
げがあるとジュラテック価格も上がるのでご
了承ください。
(画像はRB用を転用)
そしてS15用のクラッチを装着してください。
S13、S14、S15全車にミッションアダプターを装
着するには必ずS15の6速用クラッチが必要です!
画像は左がエクセディーのツインクラッチ
で右がOS技研のツインクラッチです。
Z34のミッション側の加工が必要です、赤丸の3か所
にネジが切ってるので、10.5パイのドリルでバカ穴
に加工してください。
ドッキングする時に純正のバッ
クプレートは使用しません。
(画像はRB用を転用)
セルモーターを付けてください、キャップスクリューボルト
には必ずスプリングワッシャーを緩み防止で入れてください。
純正アウトレットの場合はADと
干渉するのでカットしてください。
あとMT側も少しサンダーで削ってください。
S15編
ミッショントンネルがミッションと干渉するところがあるので、大きなハ
ンマーでボディー側を叩いて少し凹ましてください、赤丸4箇所です。
クラッチ注意事項!
昔のATS&ACROSS製のクラッチは、そのままでは使用不可です、純正のパイロットブッシュ
がフライホイルに入る構造ではありません、そのまま使用するとミッションシャフトが底突きしてエ
ンジンが破損します、フライホイル側を旋盤で拡大加工して日産純正パイロットブッシュが入るよう
に加工してください、フライホイルの裏のクランク座面から11ミリのところまで、表から座グリ加
工すれば使用出来ます。
初期型ATSフライホイル改造加工の仕方
フライホイルをNC旋盤で掴む為の治具を製作して中心のズレを無くしシッカリ固定しま
す、そして純正のパイロットブッシュが挿入出来る様にNC旋盤でザグリ加工をします。
旋盤で表から20.6パイの穴を深さ17ミリまで削り込みます、すると裏のクランク座面から11
ミリになります、これはATSのカーボンシングルの場合です、これで画像のニッサン純正パイロ
ットブッシュが挿入出来る状態になります、最後にウチのRBミッション専用パイロットブッシュの
を組み込めば古いATS製でも正常に使えますよ。
加工前 加工後
弊社で5000円税別で加工可能です。
新ATSカーボンツインの場合
ATS製でも、純正のパイロットブッシュが組み込めるタイプなら、旋盤加工は不
要です、ウチの専用パイロットブッシュを挿入すればフライホイル加工無しでそ
のまま使用可能です。
S15用クラッチでOS技研やエクセディーは、元から
純正パイロットブッシュがフライホイルに組み込める
タイプなので旋盤加工不要です、そのままウチの専
用パイロットブッシュを挿入すれば使用できます。
注意!
Zミッションに使うクラッチで社外品では画像のセ
ンターハブ式のクラッチでS15フライホイル改し
か使えません。
センターハブ(インターナル)とは2枚のディ
スクを1個のハブで固定するタイプです。
OS技研のバラバラのツインタイプだと2枚
目のディスクにスプラインが届きません。
エンジンマウントをRB流用した場合は、ほぼシフト位置は垂直になり
ますがシルビア純正エンジンマウントの場合は少し右に傾きます。
赤丸のネジ穴を5ミリぐらい長穴
加工して微調整してください。